「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)男子シングルス3回戦で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第27シードのボルナ・チョリッチ(クロア…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)男子シングルス3回戦で、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第27シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)に7-6(2)、4-6、6-4、5-7、6(4)-7のフルセットの末に敗れた。試合時間は4時間36分。【実際の動画】チチパス 計6回ものマッチポイントを逃す【関連記事】大坂なおみとチチパスのおかしな関係

チチパスは、セットカウント2-1とリードした第4セットで一時ゲームカウント5-1と勝利を目前にするも、そこからまさかの逆転負け。この試合、チチパスは合計6回マッチポイントがあったが、それをものにすることは出来なかった。

試合後、敗れたチチパスは自身のTwitterアカウントを更新。「これは恐らく、僕のキャリアの中で最も悲しく、それと同時に最も可笑しいことだと思う!」と現在の心境を明かした。

一方、後がない状況から見事な逆転勝利をしたチョリッチは、ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると「正直に言って、本当にラッキーだったと言わざるを得ない」「第3セットと第4セットでは、彼(チチパス)は信じられないようなテニスをしていて、自分にはチャンスがないとさえ感じていたよ」と率直に話した。

「第5セットのタイブレークでは、簡単にはいかないと分かっていたので、ボールをしっかりと返し続けて1球でも多く彼に打たせるようにしていたよ」

この試合を勝利したチョリッチは、4回戦で世界63位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのチチパス

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)