テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが18歳で世界ランク137位のM・コスチュク(ウクライナ)を6-3, 6-7 (4-7), 6-2のフルセッ…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが18歳で世界ランク137位のM・コスチュク(ウクライナ)を6-3, 6-7 (4-7), 6-2のフルセットで破り、3年連続のベスト16進出を果たした。
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この日、大坂は第3ゲームでダブルフォルトのミスなどを犯すコスチュクの隙をつき、強烈なリターンを決めるなどでブレークに成功。その後も攻撃的なプレーで対抗するコスチュクに、大坂はバックハンドのウィナーを決めるなどで力の差を見せつけて第9ゲームもブレークし、42分で第1セットを先取する。
第2セットも好調の大坂は第1ゲームでパッシングショットを決めるなどで勢いに乗る。しかし第7ゲームではミスを重ねた大坂はコスチュクに初のブレークを許すし、ゲームカウント3−5とする。
第9ゲームでも大坂はブレークポイントを与えたが強烈なサービスエースを決めてピンチをしのぐと、コスチュクのサービング・フォー・ザ・セットの第10ゲームでブレークバックに成功し、タイブレークへ持ち込んだ。だがセットカウント1−1に追いつかれると、大坂は怒りからラケットを地面に叩きつけた。
ファイナルセット、第4ゲームで大坂は0-40からサービスキープすると続く第5ゲームをラブゲームでブレークする。さらに第7ゲームもコスチュクのサービスゲームを破る。その後もリードを守り、2時間30分を超える熱戦を制した。
4回戦では、第14シードのA・コンタベイト(エストニア)と第24シードのM・リネッタ(ポーランド)の勝者と対戦する。
前週のW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、WTAプレミア)で大坂は、ウィスコンシン州で起きた黒人男性が背後から銃撃された事件を受けて、人種差別の抗議の意を示した。これをきっかけに大会の準決勝が延期する事態が起きていた。
今大会では、人種差別への抗議の意を示すため、亡くなった黒人男性や黒人女性の名前がプリントされた黒いマスクをつけて入場している。
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