現地4日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス3回戦で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界137位のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦。大坂が6-3、6(…

現地4日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会5日目。女子シングルス3回戦で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界137位のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦。大坂が6-3、6(4)-7、6-2で勝利し、3年連続でベスト16へ進出した。試合時間は2時間32分。【トーナメント表】全米OP女子シングルス【実際の動画】第2セットを落とした際、ラケットを投げつける大坂なおみ

セットカウント1-1で迎えた第3セットは、コスチュクのサービスゲームからスタート。

第2セットを落とした際、冷静さを欠きラケットを投げつけた大坂は、第3ゲームのデュースで粘るも、勢いづくコスチュクからチャンスを作れない。ここでコスチュクが再びメディカルタイムアウトを取ったが、大坂は気持ちを切り替えたいところだ。

しかし再開後の第4ゲームで0-40と大きなピンチを迎えた大坂。しかし第2セットの終盤に見せたようなイライラした表情を出さず、合計5本のブレークポイントをしのぎきった。

すると第5ゲームでは逆に0-40と大坂がチャンスをつかむ。2本はしのがれたが、落ち着いて決めて1ブレークアップとした。

第4ゲームで5本のブレークポイントをしのがれたコスチュクは、集中力が切れたのか第7ゲームでもミスを連発。またも大坂が0-40とチャンスを迎え、ブレークに成功。4ゲームを連取して2ブレークアップとした。

そして大坂のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲーム。ここを守りきった大坂が6-2で第3セットを取り、勝利を決めた。

相手のコスチュクは、ミスを恐れず終始攻撃的なプレーに徹し、大坂のファーストサーブですらウィナーを狙っていた。大坂は途中その勢いに押されるも、最後は冷静さを取り戻した。

勝利した大坂はこの後に行われる、第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と第24シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)の勝者と4回戦で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Al Bello/Getty Images)