男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルで11月15日、ラウンドロビンで第2シードのノバク・ジョコビッチ対第4シードのミロシュ・ラオニッチが対戦した。試合はジョコビッチが7-6、7-6のストレートで勝利。2連勝でベスト4進出を決めた。第…
男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルで11月15日、ラウンドロビンで第2シードのノバク・ジョコビッチ対第4シードのミロシュ・ラオニッチが対戦した。試合はジョコビッチが7-6、7-6のストレートで勝利。2連勝でベスト4進出を決めた。
第1セット、大2セットともにタイブレークまでもつれた試合をジョコビッチは、「非常に接戦だった。わずかなポイントが勝負を分けたと思う。どちらに転んでもおかしくなかった」と振り返る。
「第1セットのタイブレークを制することができたのは幸運だった。タイブレークでは2回とも序盤にリードされてしまったが、プレーへの集中を維持して相手のセカンドサーブにプレッシャーをかけられた。2回のタイブレークの終盤にかけて、相手のセカンドサーブをよく見ていた。それがラリーに持ち込む上での助けになった。ラリーに持ち込めばチャンスはこちらにあると分かっていた」
今季のジョコビッチは全仏オープンを制し、悲願のキャリアグランドスラムを達成した。だが、シーズン終盤には調子を落とし、2年間君臨し続けた世界ランク1位の座をアンディ・マレーに明け渡している。
スランプかと心配されるジョコビッチだが現役屈指のビッグサーバーを相手に、2度のタイブレークを制したことは、「素晴らしい勝利だったし大きな自信になる」とした。
ノバク・ジョコビッチ 参考画像(2016年11月15日)(c) Getty Images
ノバク・ジョコビッチ 参考画像(2016年11月15日)