ロシアの妖精がおしゃれな健康美容器具に9500万円を投資

マリア・シャラポワ（ロシア）は勝利に慣れている。その習慣はテニスを引退した後も、変わらないようだ。グランドスラムで5度の優勝を遂げているシャラポワは2月に現役を引退したが、その後はビジネス界で勝利をあげ続けている。米テニスメディアBaselineが報じた。【実際の写真】投資した商品でトレーニングするシャラポワ【写真】水着姿で川遊びするシャラポワ

シャラポワが先日投資することを決めたのは、手首や足首につけるウェイトを製作しているBalaという会社だ。常に美しく身体を鍛えているシャラポワが、このユニークでエレガントなフィットネス用品を作っている会社に投資しようと考えたのは当然と言えば当然だろう。

シャラポワは投資家が起業家と会って、その会社に投資するか、するならいくらかを決めるアメリカのテレビ番組「Shark Tank」（日本の「￥マネーの虎」という番組が元になっているそう）に出演。もう一人の投資家と共にBala社の株の30％に90万ドル（約9500万円）を支払うことを決めた。

手首や足首につけられるウェイトはたくさん出回っているが、Bala社はたくさんのカラーを展開して、おしゃれなバングル風にして2018年に売り出した。経営者によれば「Balaの商品は大変動きやすく、どんなエクササイズをする時にも使えます。つけ心地が良く快適で、1時間のピラティスのクラスでだって使えます」

番組でシャラポワは、自分が本当にいいと思ったものにしか投資しない、と言った。テニスの元世界女王のお墨付きとなれば、その商品の良さを疑う者はいないだろう。

多くの現役テニス選手たちは「全米オープン」の真只中だが、シャラポワはこうしてテレビに出たり、投資をしたり、山間で優雅な時間を過ごしたりしているようだ。

※為替レートは2020年9月1日時点

（テニスデイリー編集部）

※写真はマリア・シャラポワ（2019年12月撮影）

(Photo by Cedric Ribeiro/Getty Images)