「バークレイ ATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月13~20日/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス・ラウンドロビン(総当たり戦)の第2戦で、第5シードの錦織圭(日清食品)が第1シードのアンディ…

 「バークレイ ATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月13~20日/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス・ラウンドロビン(総当たり戦)の第2戦で、第5シードの錦織圭(日清食品)が第1シードのアンディ・マレー(イギリス)と対戦。第1セットを6-7(9)で落としたマレーが第2セットを6-4で奪い、最終セットに突入した。

 両者の過去の対戦成績は、マレーから7勝2敗。今大会では2014年にラウンドロビンで対戦し、錦織がマレーを6-4 6-4で下して初勝利を挙げた。今シーズンはこれが4度目の対戦で、3月のデビスカップ・ワールドグループ1回戦(イギリス・バーミンガム/室内ハードコート)と8月のリオ五輪(ブラジル・リオデジャネイロ/ハードコート)の準決勝でマレーが、9月の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の準々決勝では錦織が勝っている。

 今大会には3年連続出場となる26歳の錦織は、初出場だった2014年にラウンドロビンを2勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を果たして準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 6-3 0-6で敗退。昨年はラウンドロビン1勝2敗でグループリーグ敗退に終わっていた。

 ATPワールドツアー・ファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる大会。4人ずつのグループ〈スタン・スミス〉・〈イリ・ナスターゼ〉に分かれたラウンドロビンを行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)