第47回明治神宮大会大学の部・決勝が16日に行われ、5年ぶりの優勝を狙う明治大(東京六大学野球連盟)と、初出場の桜美林大(首都大学野球連盟)の対戦となった。■前日は7回零封&1本塁打の柳、決勝マウンドに上がるも4回で降板 第47回明治神宮大…

第47回明治神宮大会大学の部・決勝が16日に行われ、5年ぶりの優勝を狙う明治大(東京六大学野球連盟)と、初出場の桜美林大(首都大学野球連盟)の対戦となった。

■前日は7回零封&1本塁打の柳、決勝マウンドに上がるも4回で降板

 第47回明治神宮大会大学の部・決勝が16日に行われ、5年ぶりの優勝を狙う明治大(東京六大学野球連盟)と、初出場の桜美林大(首都大学野球連盟)が対戦した。両校ともに先発のマウンドに上がったのはドラフト1位指名されたエース。中日から1位指名された明治大・柳裕也、ロッテから1位指名された桜美林大・佐々木千隼という注目の投げ合いは、柳が4回2失点で一足先に降板した。

 先に失点したのは、柳だった。初回に先頭に左二塁打を許すと、犠打で1死三塁としたところから2連打で2失点を喫した。だが、2回にも三塁に走者を置きながらも無失点とすると、3回、4回は大きなカーブが効力を発揮して、連続で3者凡退。さらなる失点を許さなかった。

 一方の佐々木は、初回に2死一、二塁のピンチを迎えたが無失点に抑え、2回は3者凡退。3回にも得点圏に走者を背負いながら無失点とすると、4回にも2死一、二塁のピンチを迎える。

 ここで明治大の善波達也監督は、8番・柳に代えて代打・宮崎を投入したが、遊ゴロに倒れて無得点に終わった。

 柳は準々決勝から続く12イニング連続無失点記録を途絶えさせたが、4回を投げて63球、4安打2失点で降板。注目の佐々木とのドラフト1位対決では、一足先にマウンドを下りる形になった。