テニスの元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)は、2019年の推定資産4億5千万ドル(約489億円)、世界で最もリッチなテニス選手だ。彼はたくさんの賞金と、それをはるかにしのぐスポンサー契約…

テニスの元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)は、2019年の推定資産4億5千万ドル(約489億円)、世界で最もリッチなテニス選手だ。彼はたくさんの賞金と、それをはるかにしのぐスポンサー契約料で資産を積み上げてきた。Tennis World USAが報じている。【動画】多くの人を魅了するフェデラーの試合

フェデラーはまもなくテニス界で初めてのビリオネア(資産10億ドル、約1千億円超え)となって、元NBAのスター、マイケル・ジョーダンや、プロゴルファーのタイガー・ウッズ、元ボクサーのフロイド・メイウェザー級の高収入アスリートとなるだろう。

現在フェデラーと契約している会社はロレックス、[Y1] モエ・エ・シャンドン、クレディ・スイス銀行、メルセデス・ベンツ、リンツなどで、ユニクロとも巨額の契約がある。そしてフェデラーという「ブランド」は、年々価値を高めているのだ。だから彼が豪華な贅沢を楽しんでいても驚くには当たらない。

フェデラーはプライベートジェットを使用している数少ないアスリートの一人だ。彼はプライベートジェットを運用するネットジェッツ社と契約している。大会のために世界中を飛び回るフェデラーのような選手にとっては、プライベートジェットはとても役に立ち、日々をより快適にしてくれることだろう。

もちろん時間の節約にもなるので、より多くの時間を家族と過ごすこともできる。フェデラーと妻ミルカさんの間には、女の子と男の子の2組の双子がいる。フェデラーは言う。

「自分の周りにふさわしいチームを置くのは大切なことだ。僕が今も現役を続けられていることに、ネットジェッツは大きな貢献をしてくれている。ツアーを回る生活をずっと簡単にしてくれるからね」

幸いなことにフェデラーの現役生活はまだ続く。多くの人が2020年が彼の現役最後の年になってしまうのではないかと恐れたが、フェデラーは2021年に戻ってくると明言した。現在世界ランキング4位のフェデラーは、2021年の「東京オリンピック」出場を望んでいる。

※為替レートは2020年8月26日時点

(テニスデイリー編集部)

※写真は2020年「全豪オープン」でのフェデラー

(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)