8番で魅せた圧巻のショットにPGAツアーも注目 米男子ゴルフツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」は28日(日本時間29日)、2日目が行われた。首位で出た松山英樹(レクサス)は、1バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、通算…
8番で魅せた圧巻のショットにPGAツアーも注目
米男子ゴルフツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」は28日(日本時間29日)、2日目が行われた。首位で出た松山英樹(レクサス)は、1バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、通算イーブンパー。首位と1打差の3位タイに後退した。苦しいゴルフとなった中でも8番では圧巻のチップインバーディーを披露。PGAツアーが公式SNSで動画を公開し、海外ファンの度肝を抜いている。
215ヤードの8番パー3。ティーショットをグリーンの右へ外しての2打目は、ピンまで22メートル。ここで魅せた。低い弾道でのランニングアプローチ。グリーンの端でバウンドしたボールはピンへ一直線に転がっていく。3メートル、2メートル、1メートル……。ラインに乗ったボールはそのままカップへ吸い込まれていった。
見事なチップインバーディーに実況も「なんていいショットなんだ。驚いた! ヒデキ・マツヤマ! これが今日初のバーディーの奪い方だ。ワオ。目覚ましいショットでした」と興奮した様子だった。
PGAツアーは公式インスタグラムで「7連続パーは退屈だ。ヒデキ・マツヤマによる見事なタッチ」と脚光。海外ファンからは「非常に滑らかだ」「現実離れしている」「これはやばすぎる」「俺もこんな感じに出来たらな」「魅力的だ」「興奮ものだ!」などと驚きのコメントが相次いだ。
松山はこのチップインでバーディー先行させるもその後の9番でボギー。バックナインでも3つのボギーを叩きスコアを落とした。2日目を終えてアンダーパーが2人しかいない超難コース。松山の巻き返しに期待がかかる。(THE ANSWER編集部)