「安藤証券オープン 東京」(東京都江東区・有明テニスの森公園コート/本戦11月8~12日/賞金総額10万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。 決勝はジャン・シューアイ(中国)とダルマ・ガルフィ(ハンガリー)の対決…

 「安藤証券オープン 東京」(東京都江東区・有明テニスの森公園コート/本戦11月8~12日/賞金総額10万ドル/ハードコート)は最終日を迎え、シングルス決勝が行われた。

 決勝はジャン・シューアイ(中国)とダルマ・ガルフィ(ハンガリー)の対決となり、第1シードのジャンが昨年のジュニア世界ランク1位で18歳のガルフィを4-6 7-6(2) 6-2で下して大会連覇を果たした。試合時間は2時間18分。

 今シーズンのジャンは、1月に予選から出場した全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム初勝利を挙げるとベスト8に進出。前週にはシーズン上位8人が争う「WTAファイナルズ」(シンガポール)に出場できなかった女子ツアーの主要12選手を迎えて行われた「WTAエリート・トロフィー珠海」(中国・珠海/室内ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場し、準決勝進出を果たしたばかりだった。

 準優勝のガルフィは前週の郴州(ITF2.5万ドル/ハードコート)で今季2勝目を挙げていたが、マッチ連勝は9でストップ。この2大会の結果で初のトップ200入りが確実となり、来年の全豪オープンの予選出場圏内に入る見込みとなった。

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【シングルス決勝】

○1ジャン・シューアイ(中国)[1] 4-6 7-6(2) 6-2 ●21ダルマ・ガルフィ(ハンガリー)[JE]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、JEはジュニア・イグザンプト(ITFジュニアランキング上位選手への特別制度)

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表彰式での選手スピーチ・抜粋(情報提供◎大会事務局)

ジャン・シューアイ(シングルス優勝) 「日本はとても相性がよく、私にとっては素晴らしい場所です。なので来年も戻ってきたいと思っています。昨年は安藤証券オープンで優勝した勢いで、全豪ベスト8でした。今年も優勝したので、今後はさらに上へ上へと思っています」

(テニスマガジン/Tennis Magazine)