パリ・サンジェルマン(PSG)との激闘を制して7年ぶり6度目のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたバイエルンの面…

パリ・サンジェルマン(PSG)との激闘を制して7年ぶり6度目のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたバイエルンの面々が歓喜の声を上げている。フランス『レキップ』が伝えている。

バイエルンは23日、CL決勝でPSGと対戦。ファイナルに相応しいハイレベルな攻防を繰り広げた中、後半序盤の59分に古巣対戦のFWキングスレイ・コマンが挙げた決勝点を守り抜き、1-0のスコアで勝利。7年ぶり6度目となるビッグイヤーを掲げることになった。

同試合で決勝点をアシストするなど、右サイドバックのポジションで攻守にハイパフォーマンスを見せたMFヨシュア・キミッヒは、「キャリア最高の日」と会心の勝利に喜びを露わにしている。

「僕のキャリアにおいて最高の日になったよ。こんな素晴らしいグループと共にピッチに立てるということは、簡単に言葉で表すのは難しいことなんだ。僕らは誰かがミスをしても、必ず誰かがカバーするというように兄弟のようなグループなんだ」

「それにハンジ・フリックは、最初から僕らに自信を与えてくれた。“無敵”のような感覚もあったし、この大会で優勝するに値したと思っているよ」

また、今シーズンに入って大ブレイクを果たし、今や世界最高峰の左サイドバックとも評されるMFアルフォンソ・デイビス。この決勝でも爆発的なスピードと冷静沈着なプレーで大きな貢献を果たした19歳は、ガーナの難民キャンプで生まれ、幼少期に難民としてカナダに渡った壮絶な生い立ちを含め、多くの人たちにインスピレーションを与えた選手の1人だ。

そして、サクセスストーリーの第一部を見事に完結させたデイビスは、「最高だね。世界の頂点に立っているような感覚さ。子供の頃からそういう瞬間を夢見てきたんだ。チャンピオンズリーグの優勝は本当に最高さ。そして、このチームの一員になれて幸せだよ」と、喜びを噛みしめている。

さらに、ハンジ・フリック監督の下で完全復活を遂げたMFトーマス・ミュラーは、このPSG戦でも豊富な運動量と勝負勘を生かし、前線からの献身的な守備で幾度もチームを救うスーパーな活躍を見せた。

その優勝の立役者の一人は盟友マヌエル・ノイアーを絶賛しつつ、今季前半戦で自身を冷遇した前指揮官のニコ・コバチ監督(現モナコ)をチクリと刺す一言も放っている。

「僕らのベストゲームではなかったし、確かに少し運があったと思う。だけど、僕らのゴールの前にはマヌエル・ノイアーがいたということさ」

「そして、自分がスクラップの山(終わったプレーヤー)ではないこと、まだまだ貢献できることを改めて示せて満足しているよ」