世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日8月23日の出来事を振り返ってみよ…
世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日8月23日の出来事を振り返ってみよう。
今回ピックアップするのは、2008年8月23日。北京オリンピックで男子サッカーアルゼンチン代表が金メダルを獲得した日だ。
◆数々のビッグタレントが揃った黄金世代
23歳以下の選手と最大3名のオーバーエイジ枠で編成された16チームにより争われるオリンピックサッカー・男子。日本も出場した2008年の北京オリンピックで一際輝いたのはアルゼンチン代表だった。
サッカー史上最高の選手の1人であるFWリオネル・メッシを始め、FWセルヒオ・アグエロ、FWアンヘル・ディ・マリア、FWエセキエル・ラベッシら擁する協力攻撃陣に加え、MFハビエル・マスチェラーノ(オーバーエイジ枠)、MFフアン・ロマン・リケルメ(オーバーエイジ枠)、DFパブロ・サバレタなど、一流選手として現在でも活躍する名選手たちが多く揃った黄金世代のチームとなった。
◆全試合勝利で圧倒的な優勝
コートジボワール、オーストラリア、セルビアと同組のグループAに入ったアルゼンチンは、グループリーグを3戦全勝で通過。準々決勝のオランダ戦を延長戦で下すと、準決勝では南米のライバルである“王国”ブラジルと対決する。
オーバーエイジ枠のFWロナウジーニョやDFマルセロ、MFラミレス、FWアレシャンドレ・パトらを擁するブラジル相手に3-0で大勝し、決勝に駒を進めた。そして2008年8月23日に行われた決勝では、大会のダークホース、ナイジェリア代表を1-0で下し、通算2度目の優勝を決めた。