試合後に行われた閉会式では、徳山壮磨(スポ3=大阪桐蔭)が最優秀防御率のタイトルを獲得。ベストナインには徳山(投手)と…

 試合後に行われた閉会式では、徳山壮磨(スポ3=大阪桐蔭)が最優秀防御率のタイトルを獲得。ベストナインには徳山(投手)と金子銀佑(二塁手、教4=東京・早実)が選出された

 

 徳山は2試合に先発して1勝0敗、16回を投げて防御率0.00という成績で、最優秀防御率とベストナインはいずれも自身初。1試合目の法大戦では7回1失点(自責点0)と試合をつくると、2試合目の立大戦では8回1死まで無安打という快投を見せ、9回1安打完封勝利を挙げた。しかし、徳山は「内容的には納得がいっていない」と話す。今季は調子が上がっておらず、奪三振率は6.19と過去4季(1年秋は登板なし)で最も少ない数字に。徳山が追い求めている『圧倒的な投球』には程遠かったのだ。秋季リーグ戦ではストレートで打者を圧倒する徳山らしい投球で、シーズン5勝と2季連続の最優秀防御率を目指したい。

 

 金子は22打数9安打1打点、打率.409という成績で、ベストナインは自身初。全試合に1番・二塁で先発出場し、全試合で安打を記録した。特に印象的なのは早慶戦での活躍。1点ビハインドの9回2死二塁で打席に立つと、相手エースの木澤尚文から同点打を放ち、六大学野球ファンを大いに沸かせた。実は6月頃に一時けがで戦線を離脱しており、スタメンに復帰したのは開幕直前の8月頭だったという金子。復帰後すぐに調子を上げられた要因について、「野球ができることの喜びというのをかみしめながらプレーできた」ことを挙げた。また安打を量産できた理由については「自分のスイングが少しずつ神宮の打席でも再現できている」と、昨年からの成長を感じている。ラストシーズンとなる来季もリードオフマンとして打線をけん引し、有終の美を飾りたい。

 

(記事、写真 池田有輝)