フルアムは、アーセナルに所属する元イングランド代表DFカラム・チャンバース(25)の再獲得に関心があるようだ。イギリス『サン』が報じている。 チャンバースは2014-15シーズンにサウサンプトンからアーセナルへと完全移籍。元々右サイドバック…

フルアムは、アーセナルに所属する元イングランド代表DFカラム・チャンバース(25)の再獲得に関心があるようだ。イギリス『サン』が報じている。

チャンバースは2014-15シーズンにサウサンプトンからアーセナルへと完全移籍。元々右サイドバックとして頭角を現していたものの、アーセナルではドイツ代表などでもプレーしたペア・メルテザッカー氏の代替案としてセンターバックで出場するなどポジションの幅を広げつつあった。

しかし好調時と不調時の波の激しさや、度重なる大ケガでの長期離脱で次第に序列を落とし、16-17シーズンはミドルズブラ、18-19シーズンはフルアムにレンタル移籍。今季は主にウナイ・エメリ前監督の下でリーグ戦14試合に出場していたが、今年1月に左ヒザの前十字じん帯を断裂しシーズンを終えていた。

そういった中、プレミアリーグのプレーオフを勝ち抜いて、1年でプレミア昇格を成し遂げたフルアムが再びチャンバースに関心を示しているようだ。

チャンバースが在籍していたシーズン途中で就任したスコット・パーカー監督は同選手を高く評価しており、完全移籍での獲得を望んでいるという。獲得には1200万ポンド(約16億7000万円)ほどの金額が必要になるようだ。

また『サン』は、アーセナルが今季だけで元ブラジル代表DFダビド・ルイスや、スペイン人DFパブロ・マリらを獲得していることもあり、チャンバースの移籍を容認するだろうと推測している。