国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。12日は練習ラウンドが行われ、ツアー未勝利の田中瑞希(フリー)が会見。開幕戦…

国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕

 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。12日は練習ラウンドが行われ、ツアー未勝利の田中瑞希(フリー)が会見。開幕戦では自己最高の3位でブレイクした。ツアーを席巻する黄金世代の21歳は、今季2戦目に向けて意欲を示した。

 渋野日向子、勝みなみ、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれ。6月末の開幕戦、アース・モンダミンカップでは第3日まで単独首位で優勝争いし、黄金世代の新星としてブレイクした。バイザーに「お団子ヘア」が好評だったが、この日はキャップを被り「いきなりお団子は恥ずかしいから、良い位置にいたらやろうかなと思います」と笑顔。「ネット中継見たよって言われることも多かったし、インスタのフォロワーもめっちゃ増えました」と明かした。

 昨季は33試合出場で予選落ちが19度、日本女子オープンの9位が最高位だったが、今季の開幕戦で更新した。身長151センチと小柄ながらダイナミックなスイングの飛ばし屋だ。ツアー通算7勝で昨季第一線から退いた佐伯三貴さんの指導を受けている。7月末には佐伯さんが拠点を置く広島でスイングのチェックをしてもらった。

「全体的に見てもらって、ボールの位置や(体の)向き方を直してもらった」と右を向いてしまう癖を修正。開幕戦3位については「ナイス」と労ってくれたという。「プレッシャーも全然感じていない。久々の試合なので上位で戦えればと思う。やることは変わらないので、1日60台を出していければ、また面白い位置で戦えると思う」と初優勝を見据えた。(THE ANSWER編集部)