国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。12日は練習ラウンドが行われ、19歳のルーキー・安田祐香(NEC)が会見。プ…

国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72が14日開幕

 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目、NEC軽井沢72が14日から3日間、長野・軽井沢72G北Cにて無観客で開催される。12日は練習ラウンドが行われ、19歳のルーキー・安田祐香(NEC)が会見。プロ2戦目で初めてのホステス大会に向けて意気込んだ。

 所属先の大会となった19歳は、しっかりと前を見据えた。練習ラウンドを終えて会見。「デビュー戦を終えてホッとしているけど、2戦目がホステス大会。プレッシャーはそんなに感じていないけど、いろんな方に注目していただいている。そこは成績でしか返せないので上位で終えたい」と期待に応える構えだ。

 プロデビュー戦となった6月末のアース・モンダミンカップは28位。初のホステス大会で持ち前の正確無比なショットが期待される。開幕戦以降、ショットの修正に励んできた。「この大会はバーディー合戦になる。フェアウェーからチャンスを作れるように一球、一球丁寧にプレーしたい。毎試合パーオン率で上位にいることが目標。アマチュアの時からショットを重視しているので、この大会でも発揮できたらいいかなと思います」と明かした。

 実力者が多い2000年度生まれで「プラチナ世代」と称される学年。開幕戦で5シーズンぶりの復活優勝を果たした渡邉彩香(大東建託)、1998年度生まれ「黄金世代」の原英莉花(日本通運)と同組となった。飛距離のある先輩選手との同組で安田は冷静にこう明かした。

「飛距離で置いて行かれるので、ついていくのではなく、自分らしいゴルフができたら。そこはあまり考えずにプレーしたい。(注目度の高い組は)嬉しいですし、力にもなります」

 アマチュア時代に輝かしい実績を残した19歳が、真夏の軽井沢でプロ2戦目に挑む。(THE ANSWER編集部)