ラファエル・ナダル(スペイン)が手首の故障からついに復帰する。 ナダルは7日、自身のフェイスブックで、6人の選手による賞金総額25万ドルの「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップス」に出場すると明かした。大会はATPツアーとは関…
ラファエル・ナダル(スペイン)が手首の故障からついに復帰する。
ナダルは7日、自身のフェイスブックで、6人の選手による賞金総額25万ドルの「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップス」に出場すると明かした。大会はATPツアーとは関係しておらず、12月29日から31日にアラブ首長国連邦・アブダビで開催される。 現世界1位のアンディ・マレー(イギリス)も同大会への出場を予定しており、4位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)も出場者リストに名を連ねる。ナダルは昨年大会の決勝でラオニッチを倒して優勝している。 先月ナダルは今季2ヵ月以上の間、活動を阻んできた左手首の故障から完全回復するため、2016年シーズンを短く切り上げることを告げた。そのため、一時は出場を予定していたスイス・バーゼルの大会と先週のパリ・マスターズを欠場。また、今週日曜日にロンドンで始まるシーズン最終戦のATPファイナルズにも出場しない。 8月のリオ五輪でプレーするために痛めた手首の回復を急いだせいで、ナダルは五輪以降のすべての大会でも手首の痛みに苦しめられることになった。彼はリオ五輪のダブルスで金メダルを獲得したが(パートナーはマルク・ロペス)、シングルスでは準決勝でフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に敗れ、3位決定戦でもフルセットの戦いの末に錦織圭(日清食品)に敗れてメダル獲得を逃した。 ナダルは全仏3回戦をプレーする前に左手首の故障を理由に棄権し、そのせいでウィンブルドンも欠場することになった。(C)AP(テニスマガジン)
【ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップス|出場予定選手】
アンディ・マレー(イギリス)ラファエル・ナダル(スペイン)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)ダビド・ゴファン(ベルギー)