新しい世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が、13日に始まる「ATPワールドツアー・ファイナルズ」(11月13~20日/イギリス・ロンドン/賞金総額700万ドル/室内ハードコート)で、スタン・ワウリンカ(スイス)、錦織圭(日本…

 新しい世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が、13日に始まる「ATPワールドツアー・ファイナルズ」(11月13~20日/イギリス・ロンドン/賞金総額700万ドル/室内ハードコート)で、スタン・ワウリンカ(スイス)、錦織圭(日本/日清食品)、マリン・チリッチ(クロアチア)と同グループになることが決まった。

 元ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、ガエル・モンフィス(フランス)、ドミニク・ティーム(オーストリア)と同グループになる。

 今週月曜日に世界1位の座をジョコビッチから引き継いだばかりのマレーは、まだATPファイナルズで優勝したことがない。一方、2008年の初優勝のあと、2012年から4年にわたりATPファイナルズを連覇してきたジョコビッチは、今年タイトルを防衛するとふたたびナンバーワンに返り咲く可能性がある。

 ジョコビッチは13日にティームとの試合で大会をスタートさせ、ラオニッチ対モンフィスがそれに続く。また14日には、ワウリンカが錦織と対戦し、ナイトセッションで、マレーがチリッチと対戦することになる。

グループ|ジョン・マッケンロー[1] アンディ・マレー(イギリス)[3] スタン・ワウリンカ(スイス)[5] 錦織圭(日本)[7] マリン・チリッチ(クロアチア)

グループ|イワン・レンドル[2] ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[4] ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[6] ガエル・モンフィス(フランス)[8] ドミニク・ティーム(オーストリア)

※グループ名のジョン・マッケンロー(アメリカ)は1978、1983、84年に優勝、イワン・レンドル(アメリカ/現在マレーのコーチ)は1980年から1988年まで9年連続で決勝を戦い、1981、82、85、86、87年に優勝している。

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