中国・珠海で開催された「WTAエリート・トロフィー珠海」(11月1~11月6日/室内ハードコート/賞金総額221万4500ドル)のシングルス決勝で、第3シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を…

 中国・珠海で開催された「WTAエリート・トロフィー珠海」(11月1~11月6日/室内ハードコート/賞金総額221万4500ドル)のシングルス決勝で、第3シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-2で下して優勝を遂げた。  試合の出だしに連続で3度サービスゲームを落としたクビトバだったが、そこから5ゲームを連取して第1セットを取る。その勢いを第2セットにも持ち込み、クビトバが1時間10分の試合でスビトリーナを倒してキャリア19度目のタイトルを獲得した。  「彼女とは武漢でも対戦したけれど、あのときも試合の出だしにブレークされリードを奪われたの」とクビトバ。「でも、まだ試合は終わったわけじゃないと、ただ1ポイントずつプレーしていこうと努めた。これは、そういう試合だった」。  ここまでの4試合で合計18ゲームしか落とさなかったクビトバは、この一週間は圧倒的な強さを見せ、結局アジアの連戦では武漢と珠海で優勝した。  今大会はシンガポールで行われたトップ8による「WTAファイナルズ」に出場できなかった女子ツアーの主要12選手を迎えて行われ、12選手は4グループに分かれてラウンドロビンを戦い、各グループ1位の4人が準決勝に進出し、優勝を争った。(C)AP(テニスマガジン)