2017年の因縁くすぶる両チーム、ドジャース右腕ケリーが報復投球を連発 28日(日本時間29日)の米大リーグ、アストロズ…
2017年の因縁くすぶる両チーム、ドジャース右腕ケリーが報復投球を連発
28日(日本時間29日)の米大リーグ、アストロズ―ドジャースの一戦で一触即発の事態が起きた。2017年のワールドシリーズでの因縁を抱える両チーム、ドジャース右腕がアストロズ打者に対して2度にわたる報復投球。そして打者を打ち取った際には舌を出すようにして挑発し、あわや乱闘かというシーンに発展。実際の一部始終を現地メディアが動画付きで公開。「まるで狙っているかのような投球」「驚きの光景だった」と表現している。
因縁の両チームの対戦で、やはり事件が起きた。6回、ドジャースの4番手右腕・ケリーは1死からブレグマンと対戦。カウント3ボールからの4球目だ。96マイル(約154キロ)のファストボールがすっぽ抜け、頭部をかすめるようにして背中を通りとんでもない方向へ。きな臭いムードが漂い始めたが、これだけでは終わらない。
今度は2死一、二塁の場面でコレアに対しての初球だ。ケリーが投じた87マイル(約140キロ)が再び顔面を襲う。間一髪尻餅をつくようにして避けるコレアは憮然とした表情に。そして最後はケリーが空振りの三振に打ち取るのだが、ベンチに戻る際にコレアとアストロズベンチに向かって何かをつぶやきながら、舌を出して挑発したのだ。
これに堪忍袋の緒が切れたアストロズサイド。両チームが三塁側ベンチ前に集まる事態に。乱闘にまでは発展しなかったが、一触即発状態だった。
アストロズは昨オフ、2017年に組織的なサイン盗みを行っていたことが発覚。ドジャースは同年のワールドシリーズで3勝4敗で敗れており、くすぶっていた当時の因縁に火が付いた格好だ。
ケリーの投球に米メディア「どのくらい挑発を続けるのか」
この試合での一触即発の事態を伝えているのは、米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」だった。「ドジャースの投手、ジョー・ケリーがアストロズを挑発し、乱闘が起こりそうだった」との見出しで報じている。
ケリーの投球については「あるドジャース投手が報復投球を行った。どれくらい挑発を続けるのかという驚きの光景だった」とつづり、「ドジャースのリリーフ投手のジョー・ケリーが6回裏に報復投球をし、両軍による乱闘は起きなかったが、その騒ぎは寸前までいった」と続けている。
ブレグマンと、コレアを巡るシーンについては「アレックス・ブレグマンに3ボールとし、ケリーは4球目を打者の背後へと投じた。アストロズのスター選手をまるで狙っているかの投球だった。その後、カルロス・コレアを三振に打ち取り、ケリーはベンチに戻ろうとしたが、そこでコレアを挑発したのである。ベンチから両軍の選手が飛び出し、口論となったがそれ以外は何も起こらなかった」と状況をレポートしている。
試合はドジャースが5-2で勝利。29日(同30日)にも同カードが行われる。導火線に火が付いた状態の両チーム。さらなる波乱が起きるのだろうか。(THE ANSWER編集部)