ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは1日、「ワールドラグビーアワード 2016」の各部門の受賞候補を発表し、6月25日に東京・味の素スタジアムでおこなわれた日本代表×スコットランド代表戦でSH茂野海人が挙げたトライが「I…

 ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは1日、「ワールドラグビーアワード 2016」の各部門の受賞候補を発表し、6月25日に東京・味の素スタジアムでおこなわれた日本代表×スコットランド代表戦でSH茂野海人が挙げたトライが「IRPA Try of the Year(年間最高トライ賞)」にノミネートされた。

 同試合に16-21で惜敗した日本代表だが、前半19分、自陣深くのラインアウトからの攻撃で果敢にボールを回して攻め上がり、さらに、NO8アマナキ・レレイ・マフィとFL金正奎の力走後、パスをもらったSH茂野がフィニッシュして場内を沸かせた鮮やかなチームトライが、IRPA(国際ラグビー選手協会)から推薦され候補となった。

 同賞にはほかに、シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦/3月12日)でアイルランド代表のNO8ジェイミー・ヒースリップがイタリア代表戦で挙げたトライと、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦/10月1日)のアルゼンチン代表戦でニュージーランド代表SHのTJ・ペレナラが決めたトライがノミネートされている。

 ワールドラグビー表彰式は11月13日にロンドンで開催され、年間トライ賞など各部門の受賞者(チームなど)が発表される。