男子プロテニス協会(ATP)は10月31日、最新の世界ランキングを発表した。スイス・インドアで準優勝した錦織圭は、自己最高タイの4位に浮上している。第3シードとしてスイス・インドアに臨んだ錦織。臀部の故障により途中棄権した楽天ジャパン・オー…

男子プロテニス協会(ATP)は10月31日、最新の世界ランキングを発表した。スイス・インドアで準優勝した錦織圭は、自己最高タイの4位に浮上している。

第3シードとしてスイス・インドアに臨んだ錦織。臀部の故障により途中棄権した楽天ジャパン・オープン以来の復帰戦だったが、途中苦戦しながらも決勝まで勝ち進んだ。決勝では第4シードのマリン・チリッチと対戦。相手のサーブと強打に押され1-6、6-7のストレートで敗れた。

それでもポイントを上積みした錦織は前週の5位から4位に浮上。31日から始まるマスターズ・パリ大会、年内最終戦のATPワールドツアー・ファイナルにも期待が高まる。

上位3名の顔ぶれは変わらないが、エルステ・バンク・オープンで3週連続の優勝を果たした2位のアンディ・マレーが、1位のノバク・ジョコビッチとの差を1915ポイントまで詰めた。

年内にも1位と2位が入れ替わる可能性も出てきた。

スイス・インドアで錦織圭(右)が準優勝。優勝はマリン・チリッチ(2016年10月30日)(c) Getty Images

スイス・インドアで錦織圭(右)が準優勝。優勝はマリン・チリッチ(2016年10月30日)(c) Getty Images