「WTAファイナルズ」(WTAツアー最終戦/シンガポール/10月25日~11月1日/室内ハードコート/賞金総額700万ドル)のダブルス決勝で、第4シードのエカテリーナ・マカロワ/エレナ・ベスニナ(ともにロシア)が第3シードのベ…

 「WTAファイナルズ」(WTAツアー最終戦/シンガポール/10月25日~11月1日/室内ハードコート/賞金総額700万ドル)のダブルス決勝で、第4シードのエカテリーナ・マカロワ/エレナ・ベスニナ(ともにロシア)が第3シードのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)/ルーシー・サファロバ(チェコ)を7-6(5) 6-3で下して初優勝を果たした。試合時間は1時間37分。

 今大会のダブルスは今シーズン成績上位の8組によるトーナメントで争われ、マカロワ/ベスニナは1回戦でアンドレア・フラバチコバ/ルーシー・ラデッカ(ともにチェコ)を6-2 7-5で、準決勝では昨年の優勝ペアで第2シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)/サーニャ・ミルザ(インド)を3-6 6-2 [10-6]で破って決勝進出を決めていた。

 マカロワとベスニナのコンビは、7月にモントリオール(WTAプレミア5/ハードコート)で今季初優勝を飾り、8月のリオ・オリンピックでは金メダルを獲得。グランドスラムでは全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)で決勝進出を果たし、カロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ(ともにフランス)に3-6 6-2 4-6で敗れていた。

 マカロワ/ベスニナはツアー最終戦には2年ぶり3度目の出場で、初出場だった2013年の準優勝がこれまでの最高成績だった。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)