「三菱 全日本テニス選手権91st」(本戦10月22~30日/2846万円/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードの大前綾希子(島津製作所)が第12シードの今西美晴…

 「三菱 全日本テニス選手権91st」(本戦10月22~30日/2846万円/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードの大前綾希子(島津製作所)が第12シードの今西美晴(島津製作所)を6-4 6-4で下して初優勝を飾った。

 ともに京都出身で同学年の大前と今西。国際大会での対戦成績は1勝1敗で、前回対戦した2013年9月の仁川(ITF2.5万ドル/ハードコート)の2回戦では今西が7-6(2) 6-1で勝っていた。

 大前は全日本選手権には2年ぶり6回目の出場で、これまでの最高成績は2012年のベスト8だった。地元の京都で開催されている全日本室内選手権では2012年から16年にかけて4度決勝進出を果たし、15年の大会を制している。2013年の決勝では今西と対戦し、2-6 4-6で敗れていた。

 今シーズンの大前は、6月の東京と8月のノンタブリー(ともにITF2.5万ドル/ハードコート)でシングルスのタイトルを獲得。ピアンタン・プリプーチ(タイ)とのダブルスでは9月のソウル(WTAインターナショナル/ハードコート)で決勝進出を果たし、WTAツアーで自己最高の準優勝を果たしていた。

 今西は2013年に続いて2度目の決勝進出だったが、初のタイトル獲得はならなかった。

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【女子シングルス決勝】

○48大前綾希子(島津製作所)[3] 6-4 6-4 ●25今西美晴(島津製作所)[12]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

(テニスマガジン/Tennis Magazine)