2020年7月12日いわき平G2(最終日)サマーナイトフェスティバル【12R=S級決勝】1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)2/郡司浩平(SS・神奈川99期)3/松浦悠士(SS・広島98期)4/岩津裕介(S1・岡山87期)5/稲川翔(S1・大…

2020年7月12日
いわき平G2(最終日)サマーナイトフェスティバル

【12R=S級決勝】


1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/岩津裕介(S1・岡山87期)
5/稲川翔(S1・大阪90期)
6/内藤秀久(S1・神奈川89期)
7/新田祐大(SS・福島90期)
8/吉澤純平(S1・茨城101期)
9/清水裕友(SS・山口105期)


号砲で佐藤が良いスタートを見せたが、外枠から清水も飛び出した。


清水がSを取り、中国3車の前受け。
394・71・5・26・8で周回を重ねていく。


青板BS過ぎから後ろ攻めの郡司が少しずつ上昇。
そして、赤板突入で先頭へ。


郡司ー内藤の後ろには単騎の稲川が続く


そして、26・5・394・8・71の並びに入れ替わったところで打鐘。


打鐘過ぎ、すかさず松浦が叩いて主導権を奪う。
最終HS、岩津と内藤がもつれてのアクシデント。
新田、佐藤、吉澤の3車は大きく外へ迂回。


大きく迂回した後方の新田が巻き返しと、1センターから捲りを放つ。


最終BSで新田が前団を飲み込む。
ここで清水が目標を新田へと、スイッチしていく。


最終4コーナー、新田を清水が猛追。
そして、ゴール線手前で清水が新田をかわし、1着でゴール線へ飛び込んだ。
2着に新田、3着は郡司を捌いた稲川となった。


清水は2月のG1全日本選抜競輪で優勝しているが、G2制覇は初となる。



優勝/清水裕友(SS・山口105期)
宮杯の時、脇本さんや新田さんに勝てないという厳しい現実を突きつけられた。
だから今回の優勝は素直に嬉しいですね。
前が取れたら良いなとは思っていました。
打鐘で中団、松浦さんが構えるかな?とも思ったんですけど、いってくれたのが良かったです。
とにかく自分は松浦さんのケツだけ見て、追走していました。
最終HSでアクシデントがあって、後ろで新田さんが大きく迂回しているのも確認していた。
これで松浦さんと決められるかも知れないと、思っていたところで新田さんが凄い勢い、スピードできた。
新田さんを目標にいけて、最後は抜ける感触がありましたね。
まぁ、自分は松浦さんの後ろで脚を溜めていたし。
松浦さんがあそこまでやってくれた訳ですから、抜かんとイカンかったですし。
とにかく年末のグランプリに向けて、レベルアップしないといけない。
そして、後半戦も中四国勢で盛り上げていきたいです。

【11R=L級ガールズ決勝】


1/児玉碧衣(L1・福岡108期)
2/高木真備(L1・東京106期)
3/石井貴子(L1・千葉106期)
4/梅川風子(L1・東京112期)
5/鈴木美教(L1・静岡112期)
6/小林優香(L1・福岡106期)
7/小林莉子(L1・東京102期)


号砲と同時に外枠から小林優と小林莉が出ていく。


しかし、初手は車番順の枠なりに整った。


隊列は変わらず、一本棒で打鐘を迎える。


2センターから小林優が少しずつ上昇していくが、4コーナーで梅川が一気に踏み込む。
最終HS、先行態勢に入った梅川の後ろには石井が収まる。


25連勝のガールズ新記録が懸かっている児玉は3番手。


2コーナー、6番手から小林優が捲りを放つ。
最終BSを過ぎ、2番手の石井と3番手の児玉がほぼ同タイミングで踏む。


梅川も逃げるが、直線の長いバンクで石井と児玉が追い込んでいく。
さらに児玉の後ろで脚を溜めていた高木も迫る。
このデッドヒートを制したのは外から伸びた高木。
2着に石井、3着は児玉となった。


高木は2017年8月のガールズドリームレース(いわき平)以来、2回目のビッグ優勝。



優勝/高木真備(L1・東京106期)
児玉さんのSは想定外でしたね。
先捲りかカマシを考えていましたけど、シッカリ脚を溜めて、後ろからチャンスを狙おうと。
最終BSであの位置(4番手)だったので、力の限りで踏みました。
昨年はガールズグランプリに出られなくて、テレビ観戦したのが本当に悔しかったです。
正直、もうビッグレースは獲れないのかも知れないと、諦めかけたこともありました。
でも、悔しさがあった分、強くなれたと思います。
無観客開催がズーッと、続いていましたけど、今回は脚見せ(選手紹介)の時から応援が嬉しかった。
ファンのみなさんに恩返しできるように、今年は絶対にガールズグランプリに出る。
そして、優勝したい気持ちだけしかない。
もっと練習して、勝てる脚をつけていきたいです。



2着/石井貴子(L1・千葉106期)
少し反応が遅れてしまったところはあったんですけど、なんとか梅川さんに。
碧衣ちゃんに合わせて踏んだ感じ、そこに凄い勢いで真備がきましたね。
今開催で上位とのタイム差は把握できたので、シッカリ練習してきます。



3着/児玉碧衣(L1・福岡108期)
初手で前になるとは思っていなかった……簡単に私の得意な展開に持ち込ませないですよね。
厳しかったです、もう1度、ゼロ発進みたいない感じになったので。
こういう展開になった時でも対応できるように、もっと練習しないといけないということでしょうね。