夏季オープン戦2戦目の相手は、9月に行われる東京六大学・社会人対抗戦でも対戦する東京ガス。打線がわずか3安打と好機を作り出すことができず、3―0で敗れた。 投打がかみ合わなかった。2番手・宮内大河投手(文3=山梨学院)が4回表に2点を奪わ…

 夏季オープン戦2戦目の相手は、9月に行われる東京六大学・社会人対抗戦でも対戦する東京ガス。打線がわずか3安打と好機を作り出すことができず、3―0で敗れた。

 投打がかみ合わなかった。2番手・宮内大河投手(文3=山梨学院)が4回表に2点を奪われ、3番手・米原大地投手(情コミ3=八王子)も5回表に本塁打を浴びてしまう。後続の投手陣は、ピンチを迎えるものの得点を与えず。3点のリードを許し、追い上げたい明大だったが、打線が鳴りを潜めた。放った安打は、相手投手陣の好投もあり3本のみ。逆転勝利を収めた、先週のSUBARU戦とは裏腹に打撃に課題を残した。

一方、この日の先発、入江大生投手(政経4=作新学院)は約4か月ぶりの実戦登板。「相手のペースに合わせて投げてしまった」と話したものの、3イニングを2安打無失点に抑えた。

 8月に開催される春季リーグ戦の日程も7月10日に発表された。1試合の総当たり戦で行われるため、少ない好機を確実に生かすことが重要になってくる。自粛期間中は実践的な練習ができなかったが、他大学も状況は同じ。「チームが生きる練習をもっとしてリーグ戦につなげたい」(公家響主将・政経4=横浜)。最善の状態でリーグ戦を迎えることができるように、残りの1カ月で試合感覚を取り戻す。

[都甲可奈子]