112日遅れの開幕戦、昨年アマチュアVでプロ転向の古江がバーディーラッシュ 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー…

112日遅れの開幕戦、昨年アマチュアVでプロ転向の古江がバーディーラッシュ

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ第3日が27日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われた。25位で出たプラチナ世代の古江彩佳(フリー)は、6バーディー、ボギーなしの66で回り通算8アンダー。ホールアウト時点で首位と2打差の暫定2位としている。暫定首位は10アンダーの田中瑞希(フリー)。

 前半4、7、8番で伸ばすと、後半12、16、17番でもバーディーを奪って猛チャージ。20歳のルーキーが一気に優勝圏内に顔を出した。ネット中継のインタビューでは「基本的には安定したプレーができたのがスコアに繋がった。惜しいところもあったけど、パーセーブもしっかりできたのでよかった」とコメント。暫定2位タイと言われ「そうなんですか?」とビックリ。「変わらずいつも通り練習して集中してプレーできたら」と最終日を見据えた。

 古江は10月の富士通レディースで史上7人目のアマチュア優勝を達成し、プロ転向。安田祐香(NEC)ら2000年生まれの「プラチナ世代」の一人だ。以降も大王製紙エリエールレディスで4位、最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップ・リコー杯で2位に入るなど、上位を賑わせ、今季の活躍が期待されている。(THE ANSWER編集部)