ホールアウト後のインタビューで「自分の責任です」と苦笑い 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフのアース・モンダミンカップが25日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で開幕した。渋野日向子(サ…

ホールアウト後のインタビューで「自分の責任です」と苦笑い

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフのアース・モンダミンカップが25日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で開幕した。渋野日向子(サントリー)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回り、イーブンパーで初日を終えた。ホールアウト時点では暫定24位だった。

 コロナ禍で112日遅れとなった開幕。初日は降雨によるコースコンディション不良のため、第1組は1時間遅れの午前8時にスタートした。渋野は5番グリーン上でうっかりミス。渋野のボールが同伴競技者のパッティングライン上にあったため、プレーの妨げに。規則通りにクラブのヘッド1つ分横にずらしたが、その後自分が打つ際に当初の位置に戻さずパットした。本来なら戻さないといけないため、2罰打が科されて痛恨のダブルボギーとなった。

 それでも後半に巻き返しイーブンパーでフィニッシュ。ホールアウト後、大会公式YouTubeチャンネルのインタビューでは、5番グリーン上でのミスについて「本当に情けないです(笑)。動かしたことをすっかり忘れておりました。打つ前にキャディーさんと直さないといけないと話しておいたのに、忘れていた。自分の責任ですね」と明るく振り返っていた。

 同YouTubeにはファンがコメントできるようになっており、「やっぱりしぶこいい!」「一気に場が明るくなった」「おもろー」「この切り替えの良さが魅力だよな」「キャディーをかばったね」などとスマイル全開の久々の“シブコ語録”が脚光を浴びている。

 インターネットで生中継する同YouTubeチャンネルでは、早朝から3万人以上が視聴。渋野がスタートした後の午前9時頃には5万人を超えた。午後1時過ぎには7万人を突破していた。(THE ANSWER編集部)