25日開幕の女子ゴルフ、黄金世代・河本結「ピリッとした試合の空気が心地いい」 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフのアース・モンダミンカップが25日から4日間、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー7…

25日開幕の女子ゴルフ、黄金世代・河本結「ピリッとした試合の空気が心地いい」

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフのアース・モンダミンカップが25日から4日間、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われる。黄金世代の一人でツアー1勝の河本結(リコー)は24日にオンライン会見。国内ツアー開幕に向けて意気込みを語った。

 112日遅れで開幕する国内ツアー。久々の空気に触れ「実際この会場に来て、雰囲気はなんとも言い表せないような幸せというか、試合だなという凄く感動している自分がいます。みんなに会う機会もなかったので、先輩や同級生に会えてうれしい気持ちです。ピリッとした試合の空気が心地いいです」と喜んだ。

 昨年はアクサレディスでレギュラーツアー初優勝。今季から米ツアーに挑戦していたが、コロナ禍で中断となった。自粛期間中はスイング改造やショートゲームを主に練習。思わぬ調整期間ができたため、次のオフに取り組む予定だったものを前倒しで行った。

 同じ黄金世代の畑岡奈紗は米ツアーの“先輩”。実績を残す同期と情報共有するなど頼りにしているという。

「この先の話をしました。この先、米国の状況がどうなって、試合がどうなっていくんだろうかとか。(畑岡が)経験してきたことで『この試合はこんな感じだよ』って。私にはありがたい話だった」

 自身にとっては約4か月ぶりの実戦。「この大会を開催していただける幸せとご尽力いただいた皆さんに感謝を持って、元気と感動を与えられるように頑張りたい。コースの中でやってきたことを信じる自分を大事にしたい。そこができればスコアはついてくると思う。練習場では100%に近い状況。試合の中でどれだけ自分を信じてできるか」。黄金世代の一人として大会を盛り上げる。(THE ANSWER編集部)