25日に女子ゴルフ開幕、注目のルーキー・安田祐香「ショットの力発揮したい」 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフのアース・モンダミンカップが25日から4日間、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72…

25日に女子ゴルフ開幕、注目のルーキー・安田祐香「ショットの力発揮したい」

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフのアース・モンダミンカップが25日から4日間、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われる。注目の19歳ルーキー・安田祐香(NEC)は24日にオンライン会見を実施。いよいよ始まるプロシーズンに向けて意気込みを語った。

 初めて迎えるプロシーズンは当初の予定から112日遅れで開幕する。実力者の多い2000年度生まれの“ミレニアム世代”。少し緊張した面持ちで会見に臨み、心境を語った。

「いよいよだなっていうことで、少し不安とか緊張もあるんですけど、楽しみな気持ちもあるので楽しめたら。体力づくりをできる期間が増えたので、主にトレーニングとかで筋力をつけないといけないところとかを重点的にやってきました」

 安定したアイアンショットを武器に17年6月の日本女子アマ選手権で初優勝。国内ツアーは17年から昨年までの3年間で計20試合に出場し、トップ10は4度、予選落ちは1度のみだった。昨年4月のアジア太平洋女子アマで日本人初優勝を果たすと、日本人アマ初のエビアン選手権と全英女子オープンの海外メジャー切符2枚をゲットした。

 検温や消毒、PCR検査など万全の感染対策を実施。「こういうのも初めてだったので、自分も含めて検査できてよかったかなって思います」と振り返った。コースの印象については「コースはラフも長くて難しい印象でした。雰囲気は最終ホールのギャラリーの席がないので少し寂しい気持ちもしましたけど、少し新鮮な気持ちもありました」と語った。

 アマ時代と変わり、メイクの雰囲気が大人っぽくなり「スポンサーさんがKOSEさんなので化粧品とか送ってもらって試しています」と笑顔。初日は同期の吉田優利(エプソン)のほか、香妻琴乃(サマンサタバサ)と午前7時に第1組でスタートする。「朝早いのは、私的には良いかなと思う。同世代の吉田優利ちゃんと一緒に回れるのは良いことなのかなと思います」と意欲を見せた。

「去年と変わらずショットでバーディーチャンスをつくっていければ。まずは目先の目標をクリアしていければと思います。(今年の)試合があればですが、パーオン率を上位で争うのが目標。ショットが武器なのでそこを重点的に試合で発揮していきたい」

 オフのトレーニングで腰回り筋肉を強化。「少しだけ」と飛距離もアップしたという。期待の逸材がいよいよプロデビュー戦に挑む。(THE ANSWER編集部)