広島の森下、中日の梅津はローテの中心として期待を抱かせる投球

 新型コロナウイルスの感染拡大により、3か月遅れて6月19日に開幕を迎えたプロ野球。無観客での開催となったが、待望のプロ野球開幕で多くのファンがテレビやインターネットを通して試合を観戦したことだろう。

 6月19日に開幕して、まだ各球団が3試合を消化しただけ。それでも、新たな若い力が存在感を示し、今後に大きな期待を抱かせる若手がいた。そこでここでは開幕の3試合で光った12球団の若手選手に注目。主な選手をピックアップしたい。

・広島:森下暢仁投手

 開幕第3戦となった21日のDeNA戦で先発し7回4安打無失点と好投したドラフト1位右腕。9回に抑えのスコットが逆転サヨナラ負けを許してプロ初勝利は消えてしまったが、その投球内容は素晴らしいものだった。V奪還を狙う広島にとって、新たなエース候補の誕生を予感させる試合となった。

・中日:梅津晃大投手

 こちらも開幕第3戦のヤクルト戦で先発。7回を投げてわずか3安打、無失点に封じる見事な投球を見せて今季の初勝利をマークした。DeNA上茶谷、ソフトバンク甲斐野と同じ東洋大出身の2年目。竜のエースとなれそうな投球だった。

ソフトバンクの栗原は開幕戦でサヨナラ打を放つなど3戦連続で安打

・ソフトバンク:栗原陵矢捕手
 本職はキャッチャーながら、その非凡なバッティングを評価されて一塁手として6年目で初の開幕スタメンの座を掴んだ。すると開幕戦でいきなりサヨナラ打を放つ活躍。第3戦では1番で起用されてマルチ安打を記録するなど、開幕3試合連続で安打を放ち、一気にブレークの予感を漂わせている。

・ソフトバンク:津森有紀投手
 開幕3戦目のロッテ戦でプロ初登板したドラ3ルーキー。先発の二保の危険球退場による緊急登板となり、先頭の井上には満塁弾を被弾した。プロ1人目の打者に満塁弾を浴びるのは史上初だった。ただ、その後は3イニングを封じる好投。ある意味“ド派手”なデビューを飾った。

・ロッテ:小野郁投手
 鈴木大地内野手の人的補償として楽天からロッテに加わった小野。新天地で初の開幕1軍の座を掴んだ。開幕戦では延長10回に登板してサヨナラ打を許したが、第3戦では9回にマウンドに上がって無失点に封じた。力強い真っ直ぐを武器としており、ハーマン、ジャクソン、益田に次ぐ存在となれるか。

・西武:輿座海人投手
 2017年のドラフト5位で入団したサブマリン右腕。ただ、入団1年目にいきなり右肘のトミー・ジョン手術を受けて、1年目のオフに育成契約に変更となった。故障が癒えた昨オフに支配下復帰を果たすと、開幕ローテ入りし、開幕第3戦で先発。6回3失点で敗戦投手となったものの、今後への期待を抱かせる投球を見せた。(Full-Count編集部)