6月23日、金沢競馬場で重賞・百万石賞(2100m)が行われる。63回目を迎える地元馬による伝統の中距離戦に今年は1…

 6月23日、金沢競馬場で重賞・百万石賞(2100m)が行われる。63回目を迎える地元馬による伝統の中距離戦に今年は10頭が顔を揃えた。

 中心はともに今春、重賞勝ちのあるサノサマーとティモシーブルー。サノサマーはJRAオープンから大井を経てこの春、金沢へやってきた。移籍後2連勝で重賞・利家盃を制覇。道中は終始、ティモシーブルーより2〜3頭分外を回りながらも2馬身差をつけて勝った。移籍初戦と違って好位につけることができたし、今回もファストフラッシュがいるため、極端なスローペースにはならないだろうから、ここも主役となるだろう。

 ティモシーブルーはJRA1勝から昨年、金沢に移籍し、重賞3勝を挙げた。JRA時代の実績だけだとサノサマーに劣るが、金沢で力をつけてきた馬。前走・利家盃はサノサマーの2着に敗れたが、逃げた馬の失速により3コーナーで早めに先頭に立ち、目標にされやすかった。たしかにサノサマーは強いが、JRAとは馬場も展開も違うし、レースそのものが“生き物”。互角、あるいはそれ以上にやれてもおかしくない。

 トウショウデュエルは利家盃で中団から差して3着。8歳馬で重賞は3戦してその3着が最高だが、利家盃のように有力どころが前に固まれば、展開一つで浮上してきそう。

 3歳時からトップクラスで活躍を続けるタンクティーエーや、逃げるであろうファストフラッシュ、今春、川崎から移籍したサウスアメリカンなどが相手候補か。

 百万石賞は6月23日金沢11R、17時10分発走予定。

(文:大恵陽子)