スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―本人もびっくりのチップインバーディー 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツ…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―本人もびっくりのチップインバーディー
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は渋野日向子(サントリー)が見せたチップイン直後の表情だ。昨年10月の国内メジャー第3戦・日本女子オープンで芸術的なチップインバーディーを披露。LPGAツアーは公式インスタグラムに驚く瞬間の画像を投稿し、「癒されました!」「いい表情じゃのう」などとファンの反響が集まっていた。
見せ場は初日の8番パー3だった。第1打はグリーン左奥のバンカーへ。しかし、ここで大崩れしないのが渋野だ。冷静にクラブを振り抜くと、放たれたボールはグリーンオン。そこからカップへとゆっくりと転がっていく。ファンの期待のこもったボールは、ストンとカップに吸い込まれた。
グリーンを取り囲むファンは大歓声。だが、誰よりも驚いていたのは本人だった。ボールの行方を見送ると、目を大きく見開き、口をあんぐりと開ける。持ち前の“シンデレラ・スマイル”が吹き飛ぶほどの驚きぶりだ。ウェア契約を結び、渋野人気でバカ売れした「BEAMS」の白いシャツも輝きを放っている。
自分でもびっくりのスーパープレーでファンを魅了した。LPGAツアーも公式インスタグラムに驚いた決定的瞬間の画像を投稿。「8番ホール、バンカーからのチップインバーディーで、この表情」と記し、ファンからのコメントが相次いでいる。
「自分でもビックリだね」
「入っちゃったって顔ですね」
「この自然なリアクション、たまりませんな!」
「やっぱり魅せてくれるよね~」
「こんなところが私たちを惹きつけてやまないんですね~~」
「表情豊かで観ていても引き込まれます」
「入った瞬間の驚きの表情に癒されました!」
「勝利の女神が舞い降りた瞬間ですね」
「いい表情じゃのう」
「自然と応援したくなる」
「何というわかりやすいリアクション(笑)」
渋野はこの大会では9アンダーで7位。同じ“黄金世代”の畑岡奈紗(森ビル)に優勝を譲ったが、期待や重圧の中で戦い抜いた。国内の女子ツアーは来週いよいよ開幕。こんな表情が見られることをファンは楽しみにしている。(THE ANSWER編集部)