スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―3年前のスーパーバックスピン 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆…
スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―3年前のスーパーバックスピン
新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回は男子ゴルフの石川遼が、米ツアーで3年前に披露した超絶バックスピンショットだ。今も語り草となっている一打に現地実況も「何て素晴らしいショット」と絶賛していた。
何度見てもすごい。2017年1月のファーマーズ・インシュランス・オープンの最終日、18番パー5、102ヤードからの第3打。石川は慎重にウエッジを振り抜いた。ボールはピンを超え、上10メートルへ着弾。そこからだ。
ボールは踵を返したように急激にスピンバック。下り傾斜に乗ってカップへ一直線。もしかして――。ギャラリーが固唾をのむと、ピンに勢い良くぶつかり、そのままカップインした。
これぞスーパーイーグルというバックスピンに対し、最終ホールに詰めかけていた大勢のギャラリーは一気に熱狂。石川は渾身のガッツポーズとバンザイを繰り出し、高ぶる感情を爆発させていた。
実況も大興奮「何て素晴らしいショット」
2年前の超絶ショットを、PGAツアーは「スピンサイクル リョウ・イシカワのウェッジゲームだ」と脚光を浴びせると、コメント欄にはファンからの「リョウ…滑らかなスイングだ」「日本人の素晴らしい技術」と称賛の言葉が書き込まれていた。
また実況も「ボールが吸い込まれる。ハッピースマイルだ。何て素晴らしいショット。
本当にお祝いすべきだ、おめでとう」と大興奮だった。
米男子ツアーは11日(日本時間12日)チャールズ・シュワブチャレンジで再開。日本の男子ツアーも再開へ向けて準備を進めている。こんなショットで再び熱狂させてくれる姿を楽しみに待ちたい。(THE ANSWER編集部)