カミロ・ビジェガスが娘・ミアちゃんの難病を告白、試合出場には意欲 男子ゴルフで「スパイダーマン」の異名をとる米ツアー通算4勝のカミロ・ビジェガス(コロンビア)が、1歳8か月の娘が難病を抱えていることを明かした。脳と脊髄に腫瘍があることを涙な…

カミロ・ビジェガスが娘・ミアちゃんの難病を告白、試合出場には意欲

 男子ゴルフで「スパイダーマン」の異名をとる米ツアー通算4勝のカミロ・ビジェガス(コロンビア)が、1歳8か月の娘が難病を抱えていることを明かした。脳と脊髄に腫瘍があることを涙ながらに話したと、米専門局「ゴルフチャンネル」が報じている。

 38歳のビジェガスはグリーン上で地面すれすれに顔を近づけ、這うようにラインを読む独特のスタイルから「スパイダーマン」「カメレオン」などと呼ばれる。コロンビア人として初めて全米オープン出場を果たし、2007年には日本の「コカ・コーラ東海クラシック」(三好CC)で優勝。米ツアーでも4勝している実力者だ。

 同メディアは「カミロ・ビジェガスが彼の娘の脳と脊椎に腫瘍があることを明かした」と見出しを打って記事を掲載。10日、ビジェガスがフロリダ州TPCソーグラスで「彼の生後20か月の娘に脳腫瘍、そして脊椎にも腫瘍があることを、涙を流しながら明かした」と記載している。

 記事によると、娘のミアちゃんは3月初旬に診断を受け、米マイアミの小児病院で治療を受けているという。「これは我々家族にとって悲しいことではない。家族にエネルギー、頑張ろうという気持ちを送ってくれる。ミアがここ数か月の間、私をそういう気持ちにしてくれた」とビジェガスの前向きなコメントも紹介されている。

 ビジェガスは「この闘病生活がただの道のりの一つに過ぎず、彼女が良くなった時にお祝いできる日が来れば、と願っている。準備の段階でどんな感情になろうとも私は戻ってきて、プレーをする」とも語っているという。今週、コロナ禍で再開される米下部ツアー「コーンフェリーチャレンジ」にエントリーしていた。(THE ANSWER編集部)