2015年のGPファイナル記者会見の2Sに海外再注目 フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦。平昌五輪銅メダルのハビエル・フェルナンデス(スペイン)とはカナダ・クリケットクラブでトレーニングを共にし、ライバルとしてもしのぎを削った間柄だ…

2015年のGPファイナル記者会見の2Sに海外再注目

 フィギュアスケートの五輪連覇王者・羽生結弦。平昌五輪銅メダルのハビエル・フェルナンデス(スペイン)とはカナダ・クリケットクラブでトレーニングを共にし、ライバルとしてもしのぎを削った間柄だが、2015年の会見での2人に海外メディアが再注目している。

 注目されているのは、2015年12月にスペイン・バルセロナで行われたグランプリ(GP)ファイナルの記者会見。優勝した羽生と2位のフェルナンデスが隣に座り、笑みを浮かべている。会見ではフェルナンデスが羽生の滑りを称賛しており、互いに認め合った2人の関係性が垣間見えるものとなっていた。

 ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者は当時、自身のツイッターに2人の写真を公開。「2015年グランプリファイナルの私のお気に入りの写真たち。この2人は本当にアメージングだ」とつづっていたが、この投稿を同記者が運営する専門メディア「インサイドスケーティング」公式ツイッターが引用し、5年越しに回顧している。

 同メディアは「思い出への旅。美しい思い出たち」と記載。当時の投稿に「この写真は何時間も見ていられる」などと反響が寄せられていた2人の写真は、今も色あせないものであることを強調していた。この大会で羽生は合計330.43点を記録し、世界記録の更新と自身3連覇を達成。フェルナンデスは昨年、競技からの引退を表明しているが、海外でも2人の友情は印象深いものであるようだ。(THE ANSWER編集部)