スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―ウイニングランでの転倒が話題に 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに…

スポーツロスに嘆くファンへ「名珍場面特別編」―ウイニングランでの転倒が話題に

 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しを見せ、緊急事態宣言も全面解除された。それでも、多くのスポーツイベントが再開するまで、しばらく時間がかかる。スポーツロスに嘆くファンへ向け、過去の様々な競技で盛り上がったシーンを「名珍場面特別編」としてプレーバック。今回はフィギュアスケートのユ・ヨン(韓国)だ。今年2月、四大陸選手権で2位となったが、表彰セレモニーでは転倒するハプニングで照れ笑い。実際のシーンを米記者が画像付きで公開すると、微笑ましい姿に反響が寄せられていた。

 ファンの視線を釘付けにした。長い手足でダイナミックな演技を見せ、合計223.23点をマークしたユ・ヨン。表彰式が終わり、3人そろって国旗を持って会場を一周するウィニングラン。優勝した紀平梨花、米国のブレイディ・テネルに続いて滑り、客席に向かって手を振っていたユ・ヨンがコーナー付近で曲がろうとすると突然、転んでしまった。

 原因はセレモニー用に敷かれていたカーペット。客席に一生懸命手を振るあまり、やや暗い会場で足元に注意が向かず、躓いてしまったようだ。照れくさそうに立ち上がると、何事もなく笑みを振りまいて滑り始め、会場を安堵させたユ・ヨン。韓国勢ではキム・ヨナ以来11年ぶりの表彰台となった当時15歳の様子を、米名物記者のジャッキー・ウォン氏は自身のツイッターに3枚の画像に分けて公開し、驚いた様子だった。

 日本のネット上でも「最後まで可愛すぎか」「慣れてなさ過ぎて可愛すぎ」「表彰台初心者あるあるで可愛かった」「すごく緊張していたのね…」「転倒も可愛い」などとコメントが続々。国際大会の際にセレモニー用のカーペットが敷かれることは珍しくなく、稀にこうしたハプニングは起こる。事故につながらかなったこともあり、ほっこりとした反響が広がっていた。(THE ANSWER編集部)