新型コロナウイルス感染拡大防止のための政府による緊急事態宣言が全面解除されたことを受けて、JMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)のクライミング普及委員会は1日、岩場でのクライミング再開に関するガイドラインを発表した。

 JMSCAなど山岳4団体は4月20日に山岳スポーツ行為の自粛を呼びかける共同声明を発表。全国各地の岩場でも利用禁止や自粛要請がされてきたが、そうした措置も徐々に解除され始めてきている。

 ガイドラインには基本的な三密を避ける行動のほか、ロープなどギアの共有は行わず、パーティーは4名以下を原則的単位とすることなどが盛り込まれた。また、このガイドラインは現段階でのものであり、今後の感染状況を踏まえ、逐次見直す可能性があるとしている。公開されたガイドラインは以下の通り。

【岩場でのクライミング再開に関するガイドライン】

JMSCA クライミング普及委員会

◎ 国、地方自治体、スポーツ庁、日本スポーツ協会等のガイドラインやルールを遵守しましょう。

◎ その岩場に独自のルールがある場合にはそのルールを遵守しましょう。

◎ 発熱、咳、倦怠感、息苦しさ、味覚・臭覚の異常等の症状がある、家族に感染症陽性とされた人がいる等、自らが感染している可能性がある場合には、クライミングを見合わせましょう。

◎ 三密(密閉、密集、密接)をできるだけ避けましょう。

◎ 移動中、クライミング中にかかわらず、事故を起こさないように注意しましょう(感染者が事故を起こせば、救急隊や医療関係者に感染拡大のリスクがあるため)。

◎ 岩場への移動(アプローチ含む)に関する注意 □ 移動中の三密に留意しましょう。
・移動中はマスクを着用しましょう。
・地元住民とは距離を保ちましょう。
・定められた駐車場以外は利用しないようにしましょう。

◎ 岩場での行動に関する注意(三密のうち密集、密接に注意)
・岩場で密集・密接のおそれがある場合には、マスクを着用しましょう。
・ロープをはじめとするギア等は持参し、共有しないようにしましょう。
・パーティーは4名以下を原則的単位とし、パーティー内でも距離を保ちましょう。
・他パーティーと距離を保ちましょう。
・用便の場所・方法に注意しましょう。
・全てのゴミはビニール袋に密閉して持ち帰りましょう。

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文・写真

編集部