10年以上男子テニス界を引っ張ってきたロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のBIG3。30代になってもなおBIG3が強さを見せ続ける…

10年以上男子テニス界を引っ張ってきたロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のBIG3。30代になってもなおBIG3が強さを見せ続ける理由を、元世界3位で昨年引退したダビド・フェレール(スペイン)が語ったと、Tennis World USAが報じている。

ESPNのインタビューでフェレールは「彼らのテニスへのモチベーションが、このスポーツでトップで居続けることができる要因だと思う。加えて彼らはテニスの天才だ。そして理学療法士の存在、栄養の重要性も関係している」と持論を語っている。

特にジョコビッチは栄養学に関心があることでも知られており、食生活を自身の成功の鍵に挙げ「食事は僕のプレーや回復ぶり、そしてコート上での注意力を左右する燃料だ。僕の選手としての成功の大きな部分は、この食生活のおかげだと思っているよ」と話すほどだ。

またフェレールは「僕がそうだったように、18歳や19歳の少年がATPツアーで優勝するのは難しい。けれどもロジャーやラファ、ノールは、非常に上手くスケジュールを管理し、どの大会に出るべきかを知っているんだ」と付け加えている。

ちなみにBIG3の一人であるナダル自身は、BIG3がトップに君臨し続けることができる理由として、変化を厭わないこと、トップの座を死守したい気持ち、そしてテニス以外のプライベートの過ごし方の3つを、以前のインタビューでは挙げていた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「ATP500 バルセロナ」でのフェレール

(Photo by Joma Garcia/Action Plus via Getty Images)