「負荷を軽くしてスピードや動き重視にして野球に繋がるトレーニングへ」 DeNAの齋藤俊介投手が16日、自主練習を行い、球団を通じてコメントを発表した。NPBが6月中の開幕を目指す方針を出したことに「素直に『始まるぞ』という気持ちになりました…

「負荷を軽くしてスピードや動き重視にして野球に繋がるトレーニングへ」

 DeNAの齋藤俊介投手が16日、自主練習を行い、球団を通じてコメントを発表した。NPBが6月中の開幕を目指す方針を出したことに「素直に『始まるぞ』という気持ちになりました」と心境を語った。

 自主練習期間が1か月を超える中で齋藤は「筋力的に強くすることをテーマにしていましたが、強くしてきたものを野球に生かせるようにしています。負荷を重くするのではなく、軽くしてスピードや動き重視にして野球に繋がるトレーニングへ少しずつ移行しています」と、鍛えた体を、より野球の動きにアジャストさせていくことを意識しているという。

 現在のコンディションについては「筋肉を強く大きくしてきたものを速くする移行期なのですが、少しずつスピードに慣れてきて、シーズンが始まる頃には強くした体を速く動かせると思います。まだ、段階的には5割くらいの状態です」と言う。NPBが6月中の開幕を目指す方針を出し「素直に『始まるぞ』という気持ちになりました。実戦を意識したトレーニングなどを行っていきたいと思います」と語った。

「自分の場合、体の硬さが課題なので、自宅で動画などを見てヨガなどをやっています。ランニングやウエイトトレーニングなどハードトレーニングの割合が多かったので、重要な柔軟性を出すために多くの時間をかけています」と柔軟性を出すことにも意識を向けていると言う齋藤。更なる飛躍を目指す今季に向けて、しっかりと課題克服に取り組んでいる。(Full-Count編集部)