写真:鄭栄植(チョンヨンシク・韓国)/提供:ittfworldリオ五輪卓球男子団体3位決定戦での鄭栄植(チョンヨンシク・韓国)とバスティアン・シュテガー(ドイツ)のロングラリーを、国際オリンピック委員会(IOC)が運営するオリンピックの日本…

写真:鄭栄植(チョンヨンシク・韓国)/提供:ittfworld

リオ五輪卓球男子団体3位決定戦での鄭栄植(チョンヨンシク・韓国)とバスティアン・シュテガー(ドイツ)のロングラリーを、国際オリンピック委員会(IOC)が運営するオリンピックの日本語公式Twitterアカウントが取り上げた。

素晴らしいラリーと五輪公式も称賛

「素晴らしい集中と忍耐力」とのコメントともに投稿された動画は、2016年リオ五輪男子団体の3位決定戦、ドイツ対韓国の試合だ。第1試合の鄭栄植 vs シュテガー戦のゲームカウント2-1、得点0-1の場面で、鄭栄植がシュテガーを攻め立てる。

シュテガーが必死のロビングで凌ぎ、鄭栄植が打ち続ける構図が続くが、最後はシュテガーが後陣からジャンピングバックドライブを放ち、鄭栄植のミスを誘った。時間にして実に27秒、13往復のラリーはシュテガーに軍配があがった。




写真:バスティアン・シュテガー/提供:ittfworld

五輪公式アカウントも「素晴らしいラリー」と字幕で称えており、卓球の魅力が凝縮したラリーとなっている。

なお、この試合は鄭栄植が勝利したものの、ドイツがそこから3本を取り返し、見事銅メダルに輝いている。東京五輪は2021年に延期となってしまったが、このような熱いラリーが見られることを楽しみに待とう。

文:ラリーズ編集部