5月下旬開幕準備も断念、13日に臨時理事会を開催し可能性を議論

 東京六大学野球連盟は13日、5月下旬に開幕予定だった春のリーグ戦を延期することを発表した。中止ではなく、8月に1試合総当たりの開催を検討していくことが議論された。

 連盟は4月5日に臨時理事会を開催し、春季リーグ戦を5月下旬から1試合総当たりの方式で開幕する準備をしてきた。しかし、緊急事態宣言が5月31日まで継続されたことを受け、この日、臨時理事会を開き、5月下旬から6月におけるリーグ戦の開催は断念せざるを得ないという結論に達した。

 加盟校はいずれも大学内施設を使用しての全体練習を中止している状況で、連盟は公式HPで「公式戦開催には全体練習再開後約1か月は必要との判断も含め、選手や関係者の安全、健康を最優先に考えた末の結論」と苦渋の決断だったことを明かしている。

 12日に8月に神宮球場で開催される予定だった全日本大学野球選手権大会の中止が決まった。緊急事態宣言が解除された場合は「8月に何とか1試合総当たりのリーグ戦開催を模索していきたいと考えております。ただ、感染を巡る状況は予断を許しません。注意深く見守り、今後の感染拡大の情勢次第で改めて判断することになります」と中止の可能性状況を見極めていく考えだ。
 
 また冒頭では「新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日でも早く流行が収束の方向に向かうことを願っております。また、全国の医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます」とコメントし、事態の回復を祈っている。(Full-Count編集部)