日本時間4月19日、新型コロナウイルスに感染していたパトリック・マッケンロー(アメリカ)が、自身のTwitterで再検査の結果陰性となり、回復したことを報告した。日本時間4月1日に陽性反応が出…

日本時間4月19日、新型コロナウイルスに感染していたパトリック・マッケンロー(アメリカ)が、自身のTwitterで再検査の結果陰性となり、回復したことを報告した。日本時間4月1日に陽性反応が出たことを公表した際には「10日か11日前にいくつかの軽微な症状が出た」とし、自宅の地下室で自己隔離を行って公表した時点で既に症状がなくなっていたとしていたが、今回の再検査でも無事に陰性だった。

ロイター通信によると、マッケンローは動画で「僕と妻のメリッサにとって素晴らしいニュースだ。僕らは二人とも検査で陰性だったよ」と報告している。

陽性反応が出た時と同じニューヨーク州のドライブスルーテストセンターで検査を受けたが、「今回は更に効率的で、検査のラインが2つから6つに増えていたんだ。多くの人が助けてくれて、効率的なオペレーションだったよ」と話している。

パトリックは現在53歳。現役時代にはダブルスで16のタイトルを獲得し、1993年にダブルスランキングで世界3位になった。気性の激しさで有名だった兄のジョン・マッケンロー(アメリカ)とは対照的に温厚な人柄で親しまれ、2001年から2010年まで「デビスカップ」アメリカチームの監督を務めた。

今はスポーツ専門チャンネルESPNでテニスの試合アナリスト、実況、スタジオの司会などで活躍している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのパトリック・マッケンロー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)