現地17日、今年9月25日～27日にボストンで行われる予定だった「レーバー・カップ」が、今年は開催されないことが大会公式サイトで発表された。理由は、国際テニスのカレンダーの変更により、他の主要…
現地17日、今年9月25日～27日にボストンで行われる予定だった「レーバー・カップ」が、今年は開催されないことが大会公式サイトで発表された。理由は、国際テニスのカレンダーの変更により、他の主要な国際テニス大会とスケジュールが被ったためだとしている。
テニス界も新型コロナウイルスの影響のため、ツアーが中断しているが、グランドスラムである「全仏オープン」はいち早く大会の延期を決定。当初は5月24日～6月7日の予定だったが、9月20日～10月4日の日程に変更となった。
その結果、「レーバー・カップ」とスケジュールが被ってしまっていた。更に、8月31日～9月13日の日程で「全米オープン」が開催された後、約1週間で「全仏オープン」が開幕するという過密スケジュールとなっている。
「レーバー・カップ」は通常のトーナメント方式の大会とは異なり、「チーム・ヨーロッパ」と「チーム・ワールド」の2陣営に分かれて対戦する大会。トップ選手たちが集結するだけではなく、ロジャー・フェデラー（スイス）とラファエル・ナダル（スペイン）がチームメイトになってダブルスを組むなど、通常の大会ではお目にかかれない試合があることも見どころの一つだ。
また、延期の発表とともに、2021年は同じくボストンで9月24日～26日に行われることが発表された。
（テニスデイリー編集部）
※写真は2017年の「レーバー・カップ」でダブルスを組んだナダル（左）とフェデラー（右）
(Photo by Lukas Kabon/Anadolu Agency/Getty Images)
