写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld

最新4月の卓球女子世界ランキングが発表された。3月に行われたカタールOPや、チャレンジ大会のオマーンOPの結果がランキングに反映されている。伊藤美誠(スターツ)が、現行の世界ランキング制度が始まって以来、日本勢では初の世界ランク2位に躍り出た。

上位陣に大きな変動なし

女子トップ10では、伊藤が孫穎莎(スンイーシャ・中国)と入れ替わり2位に、劉詩雯(リュウスーウェン・中国)が王曼昱(ワンマンユ・中国)と入れ替わり4位になった以外は変動がなかった。10選手中6選手を中国勢が占め、卓球王国として存在感を放つ状況には変わりはない。




写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld

ただ伊藤は、ワールドツアープラチナ・カタールオープン・準決勝で中国の丁寧(ディンニン)をストレートで退けるなどし、準優勝に輝いたことでポイントを加算し、同世代の孫穎莎を抜かし2位となった。カタールオープン決勝で伊藤に立ちはだかった陳夢(チェンムン・中国)とは、約2500Pt差と大きく離されているが、2位浮上と卓球界に明るいニュースが飛び込んだ。

また、石川佳純(全農)は変わらず馮天薇(フォンティエンウェイ・シンガポール)と同率の9位、続く11位には平野美宇(日本生命)がつけている。

トップ50位に日本選手は9人が入る

伊藤、石川、平野の東京五輪代表候補選手を含め、世界ランクトップ50に日本選手が9人ランクインしている。




写真:佐藤瞳(ミキハウス)/提供:ittfworld

17位にはオマーンOPで2冠を達成したカットマン・佐藤瞳(ミキハウス)、佐藤とオマーンOP決勝を戦った加藤美優(日本ペイントホールディングス)は22位となった。他にも全日本女王の早田ひな(日本生命)、ミキハウス勢の橋本帆乃香、芝田沙季、15歳の木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)が50位以内に入った。

日本女子の層の厚さを示す世界ランキングとなっている。

現在、新型コロナウイルスの影響で、国際大会がすべて中止・延期となっており、今回の発表をもって大会再開までは世界ランキングは凍結される。

女子世界ランキングトップ10

1(1) 陳夢(中国)  17915
2(3) 伊藤美誠(日本)  15440
3(2) 孫穎莎(中国)  15165
4(5) 劉詩雯(中国)  13725
5(4) 王曼昱(中国)  13640
6(6) 丁寧(中国)  13450
7(7) 朱雨玲(中国)  13240
8(8) 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)  11455
9(9) 馮天薇(シンガポール)  11100
9(9) 石川佳純(日本)  11100
選手名右の数字はランキングポイント 順位右の()内は先月世界ランキング

日本女子世界ランキング(50位まで)

2(3) 伊藤美誠  15440
9(9) 石川佳純  11100
11(11) 平野美宇  10815
17(18) 佐藤瞳  8800
22(21) 加藤美優  7470
29(23) 早田ひな  6895
36(42) 橋本帆乃香  6180
37(39) 芝田沙季  6150
49(53) 木原美悠  5530

文:ラリーズ編集部