卓球女子日本代表の伊藤美誠(19)が24日(火)に1年程度の東京五輪延期が決定したことを受けて26日(木)、所属先のスターツを通じてコメントを発表した。

伊藤美誠 コメント

1日も早くウイルス感染が収束し、誰もがスポーツを楽しめる日常に戻ることを願っています。東京五輪開催までの時間を更に充実させ、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、これまでと変わらず卓球に打ち込んでいきます。

アスリート、応援してくださる人々、大会を支えてくださる方々、皆の心が1つになれるオリンピック。東京、そして世界中に、たくさんの笑顔があふれることを楽しみにしています!



伊藤美誠 プロフィール
生年月日:2000年10月21日
出身地:静岡県
戦型:右シェークフォア裏ソフト・バック表ソフト前陣速攻型

全日本選手権で史上初の2年連続3冠(2018・19年 シングルス/ダブルス/混合ダブルス 優勝)となった若きエース。現在は世界ランク3位で中国からは「大魔王」と報道されるなど中国が最も警戒する選手。

小学生時代から逸材として注目を集め、中学1年の時にはワールドツアー・ドイツオープン(2014年3月)の女子ダブルス(パートナーは平野美宇)で史上最年少優勝。翌年の同大会女子シングルスで史上最年少(当時)でのシングルス制覇を成し遂げた。世界卓球は2015蘇州(個人戦)が初出場で、史上最年少での準々決勝進出。翌年の世界卓球2016マレーシア(団体戦)でも主力として銀メダル獲得に貢献した。2016年のリオ五輪では団体で銅メダルを獲得し、卓球種目の史上最年少メダリストとなった。