日本ハム4年ぶりのリーグ制覇へ、大谷翔平がフル稼働している。9月27日の試合では翌日の試合で予告先発が発表されているにも関わらず、代打で出場して二塁打を放った。大谷の登場は七回、2死一塁の場面。ここまで西武先発の岸孝之に押さえられてきた打線…

日本ハム4年ぶりのリーグ制覇へ、大谷翔平がフル稼働している。9月27日の試合では翌日の試合で予告先発が発表されているにも関わらず、代打で出場して二塁打を放った。

大谷の登場は七回、2死一塁の場面。ここまで西武先発の岸孝之に押さえられてきた打線は、先頭の田中賢介が四球で塁に出るも岡大海、ブランドン・レアードが倒れこのイニングも突破口が見いだせないでいた。

この状況で代打に送られた大谷は、初球の内角高め真っ直ぐを強振。当たりはそれほど良くなかったが、センターとレフトの間に落ちる二塁打でチャンスを演出した。

規格外の活躍にファンからも、「明日の予告先発が代打で二塁打。大谷ほんまに凄い」「明日の予告先発が打者で出るとか異例すぎる!」「やっぱり打者大谷必要やー!」「漫画の世界。大谷翔平すげー」と絶賛の嵐だった。

だが日本ハムはこのチャンスを生かせず、試合は0-3で敗れ同日の試合でソフトバンクも勝利したため、残り1となったマジックを減らすことができなかった。

勝てばソフトバンクの結果に関係なく優勝が決まる28日の西武戦。日本ハムは大谷が先発マウンドに上がる。対する西武の予告先発は花巻東の先輩・菊池雄星。

この投げ合いを制して大谷は日本ハムの優勝を決められるか。