バーナード・トミック(オーストラリア)は、新型コロナウイルス感染の可能性があるとし、マイアミで自己隔離に入った。テニス関連ウェブサイトtennis headが伝えている。トミックは、オーストラリアのかつてのトッププレーヤーであり、「ウィンブ…
バーナード・トミック(オーストラリア)は、新型コロナウイルス感染の可能性があるとし、マイアミで自己隔離に入った。テニス関連ウェブサイトtennis headが伝えている。
トミックは、オーストラリアのかつてのトッププレーヤーであり、「ウィンブルドン」準々決勝進出経験者だが、現在は世界200位と、近年ランキングは急落している。
彼は今月、メキシコで行われた「モントレイ・チャレンジャー」でプレーし、その後マイアミを訪れたが、新型コロナウイルスの影響でマイアミの大会はキャンセルされた。そしてこの旅はトミックにとって高くつくものになってしまったようだ。彼はHerald Sun紙に自身の体調を心配していると語った。
「(先週の)火曜日から気分が悪くなりました。すでに息切れしていて、免疫システムが低下し衰弱しています。現在はマイアミにいて、アドバイスされたとおり自己隔離しています。まだ検査を受けてはいませんが、新型コロナウイルスが引き起こすと言われているすべての症状があります」と語っている。
「先週メキシコからマイアミにやってくるどこかで、感染したのだと思います。人々はこの問題を真剣に受け止める必要があります。特に故郷のオーストラリアでも。どれくらいの期間隔離されるか、いつ検査を受けることができるのか、分かりません」
現在、ATPは6週間トーナメントの開催を中止しているが、この危機が続くとその期間はさらに延長される可能性がある。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2020年「全豪オープン」予選でのトミック
(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)