写真:ラケットとボール/提供:フリー素材13日、国際卓球連盟(ITTF)は、3月16日から4月末までのすべてのITTF主催大会を暫定的に中止することを発表した。新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中に感染拡大している状況の中、世界保…

写真:ラケットとボール/提供:フリー素材

13日、国際卓球連盟(ITTF)は、3月16日から4月末までのすべてのITTF主催大会を暫定的に中止することを発表した。

新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中に感染拡大している状況の中、世界保健機関(WHO)による新型コロナウイルスのパンデミック宣言と、世界各国の入国制限の増加に伴い、アスリート、コーチ、役員、ファンの健康と安全を優先に考えての判断としている。

これにより、元々延期が発表されていた韓国・釜山での世界選手権団体戦やジャパンオープンに続き、チャレンジのスロベニアOPやジュニアサーキット各大会が全て中止となった。

すでに13日、ポーランドオープンでは決勝トーナメントがスタートする大会3日目以降の試合が中止となっている。

また、このITTFの決定を受け、日本卓球協会は、4月末日までに予定されていたすべての国際大会への派遣を見合わせることを発表した。

3月16日に緊急会議

ITTFは3月16日に緊急会議を開催した後、5月に予定しているITTFワールドツアー香港オープン、およびワールドツアープラチナ中国オープンについても発表するとしている。

世界的な問題へと発展している新型コロナウイルスの事態の収束は未だ不明であるが、野球では選抜高校野球の中止、サッカーではバルセロナがトップチームの活動を無期限で停止するなど卓球界のみならず各スポーツが延期・中止対応を余儀なくされている。

文:ラリーズ編集部