元世界ランキング3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、マリア・シャラポワ(ロシア)には愛と敬意でいっぱいだと話した。二人は数年前に交際していたが、今はいい友達関係だ。引退を発表した元…

元世界ランキング3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、マリア・シャラポワ(ロシア)には愛と敬意でいっぱいだと話した。二人は数年前に交際していたが、今はいい友達関係だ。引退を発表した元世界ランキング1位でグランドスラム優勝5回の“ロシアの妖精”シャラポワは32歳、昨シーズンは肩の故障で苦しんだ。ディミトロフは「ATP500 アカプルコ」2回戦勝利後のインタビューで、シャラポワについて語った。Tennis World USAが伝えている。

「僕に言えることは沢山あるけれど、僕が多くを語る場面ではないと思う。マリアは、マリアなんだ。彼女には、愛と尊敬の気持ちしかない」とディミトロフ。

さらに、「今僕たちはとてもいい友人だし、はっきり分かっているのは、彼女がこれから何を始めようと、ベストをつくす人だということだ。きっと将来も彼女のいろんな姿を見ることになると思うよ」と続けた。

シャラポワは、昨年は自分の身体と戦うことに疲れてしまったと言った。怪我のせいで昨年はほとんど大会に出場できず、ドナ・ベキッチ(クロアチア)に敗れた「全豪オープン」1回戦が、彼女のプロとして最後の試合となった。

シャラポワはこれからもビジネスの世界でスポットライトを浴びていきそうだ。彼女の最も有名なビジネスは「シュガポワ」ブランドのキャンディーで、現在22か国で販売されている。

ディミトロフは「ATP500 アカプルコ」準々決勝で2016年以来勝っていなかったスタン・ワウリンカ(スイス)を破ってベスト4に進出したが、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年ディミトロフ(左)とシャラポワ(右)

(Photo by Visual China Group via Getty Images/Visual China Group via Getty Images)